
家庭菜園を始めてみたい!
だけど、何から準備すればいいの?失敗したらどうしよう…

家庭菜園、とてもおすすめです!
えみたんは、自宅の庭で全くの初心者からスタートしました。
去年の5月に初めて、ナス・ミニトマト・きゅうりをちゃんと収穫できましたよ🍆🍅🥒
「もっと早く始めればよかった!」と思えるほど楽しい体験になりました🎵
この記事は、「家庭菜園を始めてみたいけれど、何から手をつければいいのかわからない」という初心者さんに向けて書いています。
ナス・ミニトマト・きゅうりを題材に、道具や土づくり、植え付け、日々の管理までの概要をまとめています。
各手順の詳しい解説(道具選び、土づくりのポイント、病害虫対策など)は別記事で順次アップ予定なので、併せて読んでいただくとより分かりやすくなります!
こちらが実際に収穫した我が家の野菜です⬇️

なぜ5月スタートがおすすめ?
5月は気温が安定し、土の温度も上がるため、苗が根付きやすく病害のリスクも少ない季節です。
特に夏野菜は寒さに弱いので、遅霜の心配がほぼなくなる5月上旬以降が最適なタイミングです。(住む地域によります)
なぜ夏野菜から始めるといいの?
夏野菜は生長スピードが早く、収穫までの期間が短いのが特徴。
初心者でも成果が見えやすく、「家庭菜園って楽しい!」と実感しやすい時期だからです。
なぜナス・ミニトマト・きゅうりなの?
- ナス:家庭菜園なら採れたてが柔らかくて美味しい
- ミニトマト:初心者でも収穫量が多く、子どもも楽しめる定番野菜
- きゅうり:成長が早く、ほぼ毎日収穫できる“やりがい野菜”
以下、「まず準備するもの」・「育て方の流れ」などのポイントをまとめます。
これを読めば、「何から始めればいいか」が明確になり、安心して最初の一歩を踏み出せますよ!
家庭菜園、まず何を準備した?
「何から準備すればいいの?」と迷った私が、最初に揃えたのは「道具類」「土・堆肥類」「苗」の3つです。
全て家の近くのホームセンターで購入しました!
🌱 道具関連
家庭菜園を始めるなら、まずは必要最低限の道具を揃えましょう。
最初から高価なものは不要です。以下の道具があれば、植え付けから日々の管理、収穫までスムーズに行えました。
- スコップ
→ 畑を耕したり、畝を作成する際に使用 - シャベル
→ 苗を植え付けたり、雑草を処理する際にあると便利 - 支柱と麻ひも
→ 麻ひもを用いて、野菜の木と支柱を結ぶのに使用
えみたんが実際に使用していたものとは異なりますが、支柱と麻ひもはこのようなものです👇


- 手袋(軍手)
→ 手を汚さず穴掘り&雑草処理するのに便利 - 水やり用のホース or ジョウロ
→ 夏場は水やりが日課になるので、ホースもしくはジョウロがあるとラク

なお、使用する人が多い印象のマルチ(黒ビニール)について、私は使用しませんでした。
マルチを地面にかぶせることで、雑草対策や地温上昇の効果がありますが、私は「シンプルに始める」ことを優先。結果的に問題なく育ちました。(定期的に雑草の駆除は必要になりましたが…)
🌱 土・堆肥関連
野菜作りは「土が命」。
庭の土をそのまま使うより、堆肥や肥料を混ぜて改良すると生育が良くなります。私も最初に土の準備をしてから植え付けをしました。
- 牛糞堆肥
→ 土壌改善の効果があり土をふかふかにします
- 鶏糞
→ 肥料用。野菜の成長に必要な窒素・リン酸・カリを多く含んでいます
- 苦土石灰
→ 酸性土壌を中和するために使用する(日本の土壌は酸性土壌がち)

- 化成肥料
→ 植え付け時ではなく成長途中に与える肥料用で即効性が高い(追肥)

💡 ポイント
- 牛糞堆肥は土壌改善効果があり肥料成分は少ないが、鶏糞はその逆
- 鶏糞は入れすぎると根を傷めるので注意
- 苦土石灰は堆肥や肥料と同時に混ぜない方が安全(分けて作業)
- プランター栽培なら元肥入り培養土を選べば堆肥や苦土石灰は不要
🌱 苗
家庭菜園初心者は、種からではなく苗から育てると失敗が少なくなります。
種から育てる場合は発芽管理や温度調整が必要ですが、苗なら植え付けてすぐ成長を楽しめます。
ホームセンターや園芸店で元気な苗を選び、葉の色が濃く、茎が太いものを選ぶのがポイントです。
特に夏野菜の代表格、ナス・ミニトマト・きゅうりは苗から始めると育てやすくおすすめです。



実際にやってみた育て方の流れ(ナス・ミニトマト・きゅうり)
共通の基本ステップ
① 土づくり(植え付けの1〜2週間前)
野菜は元気な土があってこそ育ちます。植え付け前に土をしっかり整えておきましょう。
苗を植え付けるタイミングから最低3週間前に土づくりを行いましょう。
- 土を耕す
- シャベルで30cmほど掘り返して土をふかふかに
- 石や雑草などは取り除く
- 苦土石灰を混ぜる
- 土1㎡あたり100g程度をまき、シャベルなどを使用しよく混ぜる
- 1週間ほど寝かせる(肥料や堆肥と同時に入れない)
- 牛糞堆肥と鶏糞を入れる
- 購入した資材の表示に従って、適切な量を混ぜる(正直、量に関してはそこまで厳密にやらなくても大丈夫だと思います…)
- 2週間ほど寝かせる(肥料と土が馴染むまでの期間が必要)
② 植え付け
- 時期:5月上旬〜中旬が目安
- 苗間隔:30〜50cm
- 植え穴に水を与えてから植える
- 植え付け後はたっぷり水やり
③ 支柱・ネットの設置
- ナスとミニトマトには早めに支柱を、きゅうりには支柱とネットを設置
- 麻ひもで茎をゆるく結び、風で倒れないよう固定

④ 水やり
- 朝1回(真夏は朝夕2回)が目安になっていますが、地植えの場合はそこまで厳密にやらなくても育ちます!
- 水やりする時は基本的にたっぷりと!
⚠️トマトのみ、水やりは控えめにした方が甘く育ちます。また水をやり過ぎると裂果(トマトの実が割れてしまう現象)に繋がるので、注意が必要です。
⑤ 追肥
- 追肥は花や実をつけ続けるための大事な栄養補給
- 化成肥料を片方の手に一握りくらいの量を株元にまく
- 植え付けから3〜4週間後に開始(最初の実が大きくなり始めたら)
- その後は2〜3週間おきに与える
ナスの特徴と注意点🍆
- 枝を3本仕立てに
- ナスは肥料食いという言葉もあるので、水やり・追肥はしっかり
上手く管理すれば11月になってもこれくらいのなすが収穫できます!

ミニトマトの特徴と注意点🍅
- 脇芽はこまめに摘む
- 雨除けをすると裂果(トマトの実が割れてしまう現象)防止になる
※水やりもナスときゅうりよりは控えめに - 色づいたら早めに収穫して次の実に栄養を回す
植え付けてから約1か月で、このように実がなり始めます!

きゅうりの特徴と注意点🥒
- 成長が非常に早く、毎日収穫が必要(朝小さくても、夕方に規格外サイズになることも…!)
- ネットや支柱に誘導すると形がまっすぐになる
- 実が大きくなりすぎると味が落ちる

始めてみて感じたこと|よかったこと・反省点
よかったこと
- とにかく収穫のよろこびが大きく、達成感がある
- 自分で作った野菜はとにかく美味しく感じる
- 野菜の緑を毎日見ることで日々の癒しになる
- 必要な時に庭に出て、必要なだけ新鮮な野菜を収穫できる、「自給自足の暮らしへの満足感」を感じられる
反省点
- きゅうりの成長が早すぎたため収穫が間に合わず、実のサイズが規格外になってしまった
- 雨が続いた週に、主にナスに病気らしき症状が出てしまい、収穫量が落ちてしまった
- カメムシやウリハムシ、バッタなどの害虫への対策が不十分だった
失敗も含めて、「次はこうしよう!」と思えるのが家庭菜園の魅力だなと実感しています。
これから始める人へメッセージ
家庭菜園って、始める前は「難しそう」「うまく育つのか」と思いがちですが、始めてみると意外とシンプルで楽しいです。
家庭菜園を始めると、「水やりを忘れたら枯れちゃうかも…」「肥料のタイミングを間違えたらどうしよう」と不安になるかもしれません。
でも、実際に育ててみるとわかります。
植物は想像以上にたくましく、少しぐらい水や肥料が足りなくても、ちゃんと成長してくれるんです。
もちろんお世話は大事ですが、最初から完璧を目指さなくても大丈夫。
気楽に始めて、少しずつ慣れていくうちに、植物の変化や成長スピードも自然と掴めるようになります。
迷っている方は、ぜひ気軽に1本から始めてみてくださいね。
まとめ|まずは「やってみる」でOK!
- 家庭菜園は、5月スタートの夏野菜が始めやすい!
- ナス・ミニトマト・きゅうりは初心者にも育てやすい野菜
- 完璧じゃなくても大丈夫。まずは1歩踏み出すことが大事!
また育ててみて感じたことや、その後の成長も記事にしていきたいと思います🌱
家庭菜園のある暮らし、ぜひ一緒に楽しみましょう!