こんにちは、えみたんです。
今回は、バースプランについて書きます。
正直に言うと、私は妊娠するまでこの言葉を知りませんでした。

バースプランって何?
何を書けばいいの?
そんな状態からスタートした私が、実際に考えて・書いて・出産を終えて感じたことをまとめます。
バースプランとは?私が最初に戸惑った話
バースプランとは、出産や産後についての希望や不安を、事前に医療スタッフと共有するもの。
私の場合、妊娠8ヶ月ごろ、病院から「次の健診までにバースプランを考えてきてください」と言われました。
……バースプラン?なにそれ?状態。
帰宅後すぐに検索して、「そんなものがあるの!?」と衝撃を受けたのを覚えています。
何を書けばいいの?情報収集からスタート
まずはネット検索とインスタの徘徊。
- 立ち会い出産について
- 陣痛中の過ごし方
- 会陰切開の希望
- 産後の過ごし方
など、人によって本当にさまざまでした。
「こんなことまで書いていいんだ」「逆に、これは書かなくてもいいのかな?」と、正解が分からず悩みつつ、YouTubeもかなり参考にしました。
バースプラン作成で参考になったYouTube
特に参考になったのは、助産師さんが発信している以下の動画。
「なぜその希望が大事なのか」「病院側がどう受け取るか」といった視点が分かって、バースプランはただの希望リストじゃないことが理解できました。
私のバースプランを公開します
ここからは、実際に私が提出したバースプランの内容です。
立ち会い出産について
- 立ち会い出産を希望
- 夫が緊張しやすいので、可能であれば夫のケアもお願いしたい
※実際は子宮口7cmになってから夫を呼び、そのまま立会出産になりました。
👉 立ち会い出産については、
「立ち合い出産のリアル|夫の本音と支え方・準備してよかったこと」
に詳しく書いています。
陣痛中の希望
- お産の進み具合をできるだけ詳しく知りたい
- 夫にはできるだけ近くにいて欲しい
- 具体的に何をすればいいか、夫に指導してもらいたい
分娩時の希望
- 裂けそうなら会陰切開をしてほしい
- 実習生に囲まれる状況は、可能なら遠慮したい(大学病院でのお産だったため)
- 出産直後、赤ちゃんを抱きたい
- パパにもすぐ抱っこさせてあげてほしい
ちなみに、結局会陰切開はせずに出産しました。
このあたりの実際の経過は
👉 出産体験記で詳しく書いています。
出産後の希望
- 授乳をゆっくりしつつ、母体の回復をしっかりしたい
- 状況次第で、出産後1日目は母子別室にしたい(夜だけでも)
- 授乳指導は優しくしてほしい
YouTubeを見て書き直したポイント
実は最初、「出産後の希望」の欄に、
“産後は回復を優先したいので、数日は母子別室がいい”
と書いていました。
でもYouTubeで、
- 赤ちゃんに吸ってもらうことで子宮収縮が促され、産後の回復に繋がる
- 授乳と母体回復は切り離せない
と知り、「夜だけ母子別室にできたら嬉しい」という形に修正。
バースプランは、調べて、考えて、書き直してOKなものだと思います。
バースプランは「希望」じゃなく「共有」
実際に出産して思ったのは、バースプランは、
「こうしたい!」を叶えるための紙
というより、
「私はこういう人です」を伝えるための紙だということ。
事前に伝えておくことで、医療スタッフの方が気にかけてくれたり、声かけが変わったりする場面がたくさんありました。
特に、お産中の夫への気遣いが細やかで、とてもありがたかったです。
また、バースプランは夫とも事前にしっかり共有しておくことをお勧めします!
「二人でお産を迎えるぞ!」という気持ちになれますよ(^^)
これからバースプランを書く方へ
正解はありません。書けるところだけで大丈夫。
でも、
- 不安なこと
- 怖いこと
- してもらえたら嬉しいこと
これだけは、ぜひ書いてみてください。
バースプランは、出産を「自分ごと」として迎えるための準備。そう思えるようになったのは、書いてみたからこそでした。
妊娠後期の不安な時期には、
👉 前駆陣痛と本陣痛の記事
👉 出産体験記
も、あわせて参考になれば嬉しいです。



