こんにちは、えみたんです。
今回は、立ち合い出産のリアルな体験談について書こうと思います。

・立ち会いって実際どうなの?
・夫は役に立つ?
・びっくりして倒れたりしない?
妊娠中、私自身もたくさん検索しては悩んでいました。
うちの夫は、立ち会い出産について、「もちろんしたい」と前向き。
一方で、緊張すると上がりやすいタイプなので、「当日、私より先に倒れたらどうしよう…」という不安も正直ありました。
ただ結果から言うと、立ち会い出産は本当にやってよかったです。
今回は、その理由とリアルな裏側をまとめます。
立ち会い出産を決めた理由|協力的な夫でも不安はあった
妊娠が分かってから、夫は家事も育児準備もとても協力的。
立ち会いについても「一緒にいたい」「できることは全部やるよ」というスタンスでした。
それでも不安だったのは、
- 医療現場の雰囲気に耐えられるか
- 私の苦しむ姿を見てパニックにならないか
- 緊張で気分が悪くならないか
という点。
「立ち会い=頼もしい」だけじゃなく、支える側の負担もあるんだろうなと感じていました。
事前準備でやってよかったこと
YouTubeで立ち会い出産の流れを夫婦で確認
事前にやってよかったのが、YouTubeで立ち会い出産の動画を一緒に見たこと。
- 陣痛中の雰囲気
- どれくらい痛そうか
- 夫は何をしているか
正直、「想像以上に壮絶」でしたが、だからこそ心構えができたのは大きかったと思います。
夫にお願いしたい役割を決めておく
細かく決めたわけではありませんが、
- 腰やお尻を押してもらう
- 呼吸を一緒にしてもらう
- 暑さ・水分のサポート
- 無理そうならすぐ言う
- 産後の動画、ビデオ撮影
このくらいは事前に夫婦で共有していました。
結果的に、これで十分でした。
バースプランで病院に希望を伝える
立ち会い出産を希望する旨は、「バースプラン」で事前に病院に伝えておきました。
陣痛が始まると、自分の気持ちを言葉にする余裕はほとんどありません。
夫の体調も心配であることをあらかじめ伝えていたことで、看護師さんから夫へ声かけがあり、私も安心することができました。
※私が実際に書いたバースプランの中身や、初産で悩んだポイントは別記事にまとめています。
→ バースプランとは?初産の私が作ってわかった意味とリアルな中身
出産当日|子宮口7cmから夫の立会い
私の場合、子宮口が7cmになったタイミングで夫を呼びました。痛みも本格的になってきて、一人で耐えるのが辛くなってきた頃合いでした。
結果的に、夫が立ち会ってくれたのは出産まで約5時間。
体力的にも、精神的にも、ちょうどよかったと思っています。
私自身の出産の流れや、陣痛〜誕生までのリアルな経過については、
👉 [41週0日・初産の自然分娩レポ|15時間のお産の全記録(会陰切開なし)]
で詳しくまとめています。
立ち会い中、夫がしてくれて本当に助かったこと
テニスボールでお尻を押し続けてくれた
陣痛中、夫はずっとテニスボールでお尻を押し続けてくれました。
看護師さんがずっとそばにいてくれるわけではないので、夫がもう一人の支援者になってくれた感覚。
陣痛間隔も短く、ほとんど喋れない状態でしたが、「一人じゃない」という安心感が本当に心強かったです。
汗だくの私をうちわで仰ぎ続けてくれた
陣痛中、とにかく暑くて汗だく。夫は定期的にうちわで仰いでくれました。
これも地味だけど、かなり助かりました。
定期的に水分補給をしてくれた
陣痛中はとにかく余裕がないので、喉が渇いていることに気がつけません汗
定期的に「水飲む?」と声をかけてくれたのは助かりました。
痛みで身体を起こすのが辛いので、ペットボトルにつけられるストローキャップが活躍しました!(100円ショップで買えますよ🎵)
家族への細やかな連絡
事前の夫へのお願いリストにはなかったのですが、自主的にやってくれ、ありがたかったです。
子宮口の開き具合や破水したこと、私の状態などをリアルタイムに家族へLINEで連絡。
家族も状況がよく分かり、ありがたかったそうです。
後日談|立ち会う側も想像以上に大変だった
出産後、夫から聞いた本音。
腕が限界まで疲れた
あまりにも強くテニスボールを押し続けた結果、翌日は腕がパンパン。
「ゴルフボールと迷ったけど、あれだったら硬すぎて手のひらが死んでた」とのこと(笑)
うちわで仰ぐのが想像以上にきつかった
一番の反省点が、ハンディファンを持っていくのを忘れたこと。
これは立ち会い出産をする方に、声を大にして伝えたいポイントです・・!
最後のいきみ|一緒に産んだという感覚
最後、仰向けでいきんで出す場面では、夫が背中を支えてくれて、呼吸も一緒にしてくれました。
あの瞬間、
「一緒に産んでいる」
そんな一体感が生まれた気がします。
なお、「夫が倒れるんじゃないか?」という心配も杞憂で、2人揃って、赤ちゃんの誕生を迎えることができました!
誕生の瞬間|動画を撮ってくれて本当に助かった
出産の瞬間は、正直まったく余裕がありません。記憶もかなりあいまい。
そんな中、夫が誕生の瞬間を動画で撮ってくれていたのは、本当にありがたかったです。
あとから何度も見返せる、大切な記録になりました。
立ち会い出産は「正解・不正解」じゃない
立ち会い出産には、向き不向きがあります。
無理にするものでも、しないとダメなものでもありません。
でも、
「そばで支えたい」
「一緒に乗り越えたい」
その気持ちがあるだけで、救われる場面は確実にあります。
私にとって立ち会い出産は、一緒に産んだと思える時間でした。
これから立ち会い出産を考えている方の、少しでも参考になれば嬉しいです。
今回書いた立ち合い出産の話は、実際のお産の現場のほんの一部。
陣痛が始まってから出産までの全記録は、
👉 [41週0日・初産の自然分娩レポ|15時間のお産の全記録(会陰切開なし)]
に詳しく残しています。
また、出産当日までの私は、「これって前駆陣痛?本陣痛?」と何度も迷っていました。初産ならではの戸惑いや、私が実際に判断したポイントについては、
👉 [前駆陣痛と本陣痛の違い|初産の私が迷い続けた見分け方とリアル体験]
に詳しく書いています。




