こんにちは、えみたんです!
家庭菜園でいちごを育てていると、元気にランナーを出してくれた親株を簡単に処分するのが、なんだか忍びなく感じてしまいます。
今回はそんな「もったいないな…」という気持ちから始まった、親株再利用の実験記録です。

子株と孫株をたくさん増やしてくれた親株……。
お疲れ様だけど、捨てるのはちょっと勿体ないなぁ。

そこで今回は、「親株を捨てずに育てたらどうなるのか?」を確かめるため、あえて親株を植え付けて実験してみることにしました!
いちご栽培では、子株更新が終わった親株は処分されることが多いですが、本当にそれが唯一の選択肢なのか?
実際に植えて、来年どうなるのかを見ていきます。
子株・孫株を作った後の親株の使い道
いちご栽培では、ランナーから子株・孫株を取った後の親株については、「役目を終えたら処分するもの」として扱われることが多いようです。
一般的に知られている代表的な使い道は以下の3つです。
2年目の収穫を狙う(今回のメイン!)
いちごは多年草なので、親株でも翌年実をつけることは可能です。
確かに、長期間ランナーを出し続けた親株は体力を消耗しており、翌シーズンの収穫量が落ちたり、病気にかかりやすくなったりするリスクがあります。
そのため「実をつける役割は終わった」と判断されるのも、理にかなっていると思います。
来シーズン用の「苗取り専用機」としてキープ
実を収穫することを目的とせず、来年の夏に再びランナーを出させるためだけに育てる方法です。
万が一のための「バックアップ」
新しく植えた子株や孫株が、冬の寒さや病気で枯れてしまうことがあります。
体力の強い親株を保険として残しておくことで、全滅のリスクを避けることができます。
親株を捨てずに育ててみようと思った理由
いちご栽培のセオリーでは、親株は「ランナーを出して子株を増やすためにエネルギーを使い果たしている」とされ、翌年の収穫用には不向きだと言われることが多いです。
ただ、それでも正直なところ、
「あんなに頑張ってくれた株なんだから、まだ実がなるんじゃない?」
という気持ちが拭えませんでした。
どうせ処分する予定の株なら、一度きちんと検証してから判断してもいいのでは?
そう考えて今回は、一般的な定説から少し外れて、あらためて植えてみることにしました。
今回の親株はどんな状態?(実験の前提条件)
今回植え付けた親株について、あらかじめ条件を整理しておきます。
- 親株から複数の子株・孫株を作成済み
- 子株・孫株はすでに別の場所に植え付け済み
- 地植えする
- 植え付けは12月下旬
つまり今回は、「増やす役目」を終えた親株が来春に収穫用として使えるのかの実験です。
こちらが今回使用するいちごの親株です。品種は紅ほっぺです。

全体として、比較的元気な印象です。
1つの鉢に2つの苗が植っており、これが合計4鉢あります。
今回の検証ポイント
今回の実験で見ていきたいポイントはこちらです。
来春、子株・孫株と比較することで、「親株を残す意味があるのか?」を判断したいと思います。
【実践】親株の植え付け
今回の親株の植え付けでは、特別なことはしていません。
ただし、最低限これだけは意識しようというポイントが2つありました。
葉かきをする
親株は子株・孫株を育ててきた分、葉の枚数が多くなりがちです。
そのため、植え付け前に古くなった葉や、込み合っている葉を取り除きました。
明らかに枯れている葉や紅葉している葉を中心に、軽く整理する程度にとどめています。

葉を減らしすぎると株の体力を落としてしまうので、そこは注意点になります。
深植えに注意して植え付け
いちごの一般的な植え付け時の注意点と同様、クラウン(成長点)を埋めないように注意して植え付けました。
親株はクラウンが大きく育っている分、「ここを出せばいい」という位置が分かりやすいのはメリットだと感じました。

畝幅20cm、株間30cmで植え付けを行いました。
まとめ:来春、答え合わせをします
「親株は使い捨て」という常識に、この親株がどこまで抗ってくれるのか。
「それでも本当に実はならないのか?」その疑問をはっきりさせたくて、今回あえて親株を植え付けてみました。
今後は、生育の変化や冬越しの様子などを、経過観察として別記事で記録していく予定です。
同じように「親株、捨てるの忍びないな……」と思っている方の判断材料になれば嬉しいです。
他にも、家庭菜園で実験的な栽培をいくつか試しています!
▶︎ [収穫後に芽が出てきた玉ねぎを植えてみた実験]


