毎晩の寝かしつけ、正直つらくなっていませんか。
抱っこで寝かせて、そっと布団に置いて。うまくいったと思った次の瞬間、また泣き声。
そんな夜を、私も何度も繰り返していました。
生後4ヶ月ごろ、このままでは私が続かないかもしれないと感じ、寝かしつけのやり方を見直すことに。
その結果、抱っこやトントンに頼らなくても、赤ちゃん自身が眠りに入れる「セルフねんね」ができるようになりました。
わが家では、6日間で定着しました。
この記事では、実際に何をして、どう変わったのかを、包み隠さず記録しています。
- 毎晩、寝かしつけに1時間以上かかる
- やっと寝たと思ったらすぐ起きる
- 夜が来るのが怖くなってきた
そんな方の、「ひとつの例」として読んでください。
ネントレ前の我が子の睡眠状況(〜生後4ヶ月)
まず、ネントレを始める前の我が子の状況についてまとめます。
新生児期(〜生後1ヶ月)の睡眠環境
寝る場所
リビングの一角にベビーベッドを設置し、そこを赤ちゃんの居場所としていました。
将来的に独り寝をさせたいと思っていたので、添い寝はせず、「寝る場所はベッド」と決めていました。
※ベッドやシーツなど、実際に使用している寝具についてはこちらの記事で紹介しています👇
夜間の睡眠スタイル
夜は、夫か私のどちらかがリビングで一緒に寝ていました。
赤ちゃんと同じ空間にはいるものの、「同じ布団では寝ない」「距離は保つ」という形を意識していました。
夜の流れ
当時の夜の流れは、とてもシンプル。
お風呂 → 授乳 → そのまま就寝
これだけです。
特別なことはせず、「流れを固定する」ことだけを意識していました。
睡眠の様子
この頃は、夜中に何度か起きることはあったものの、
✔ 抱っこすればすぐ寝る
✔ 授乳後は比較的スムーズ
✔ 寝ぐずりも少ない
という状態で、大きく困ることはありませんでした。
生後1ヶ月|背中スイッチ地獄の始まり
生後1ヶ月を過ぎた頃から、新生児期ほど寝てくれなくなり、いわゆる「背中スイッチ」がはっきり出るようになりました。
両親ともに産後の疲れが溜まってきた時期でもあり、泣かれるたびにかなり消耗していました。
そんなときに本当に助けられたのが、10mois(ディモワ)の「たまごマットおくるみsleep」。
赤ちゃんが安心する“万歳姿勢”で包め、不思議と落ち着いて眠ってくれるように。
抱っこで寝かせたあと、そのままベッドに移して使っていました。
マット入りなので、首すわり前でも抱っこしやすい点が助かりました。
生後3ヶ月|突然訪れた「眠るようになった夜」
夜はずっと3時間おき
生後3ヶ月になるまでは、夜の睡眠はきっちり3時間おき。
「赤ちゃんって、こんなものなのかな」と思いながら、毎晩なんとか乗り切っていた時期です。
そんな生活が、ある日を境にガラッと変わりました。
ワクチン接種後、突然6時間睡眠に
きっかけは、生後3ヶ月で受けたワクチン接種。
その日の夜、いつも通り寝かしつけて、いつも通り起きるつもりでいたのですが……
気づけば、6時間連続で熟睡。
こちらが先に目を覚まして「え、まだ起きないの?」と不安になるほどでした。
おそらく、ワクチンで疲れて爆睡だったのだと思います(笑)
夜間授乳がほぼなくなった4ヶ月目前
そして驚いたのは、そこからでした。
それ以降、6時間→7時間→8時間と、まとまって眠る日が少しずつ増えたのです。
生後4ヶ月を迎える頃には、夜間授乳がほぼ必要なくなりました。
夜通し寝られるようになり、ようやく育児が楽になったと感じていました。
寝るけど「寝かしつけがつらい」問題
毎晩くり返される“寝かしつけ地獄”
夜にまとめて寝てくれるようになり、「やっと楽になるかも」と思った矢先。
今度は、寝かしつけそのものが地獄になりました。
「たまごマットおくるみsleep」がサイズアウトし、スリーパーに切り替えた頃から、状況が一変してしまったのです。
- 授乳後に寝かせるとギャン泣き
- 抱っこで寝ても背中スイッチ
- ベッドに置いてもすぐ起きる
これを、毎晩、何度も繰り返す日々。
ひどい日は、寝かしつけに2時間かかることも。
リビング寝がもたらしたストレス
さらに追い打ちをかけたのが、寝る場所がリビングだったこと。
「音を出したら終わり」、そんな状態で、毎晩過ごしていました。
やっと寝かせた直後に、自分の物音で起こしてしまったときの絶望感は、今でもはっきり覚えています。
「このままじゃ無理かも」と思った瞬間
3ヶ月の終わり頃、心が折れかけていました。
寝かしつけが近づく夕方になると、それだけで気が重くなる。
このままでは、自分が先に限界を迎える。
そう感じたのが、ネントレを本気で考え始めたきっかけでした。
ネントレを決めた理由と準備
なぜネントレをやろうと思ったのか
ネントレを決めた理由は、大きく2つあります。
①寝かしつけの負担が限界だった
毎晩1〜2時間かかる寝かしつけ。
泣き声に神経をすり減らしながら、抱っこと置き直しの繰り返し。
体力的にも、精神的にも、正直ギリギリでした。
②夜の時間を取り戻したかった
夜は常に「起こさないように」が最優先。
テレビもつけられず、会話も小声。リビングなのに、くつろげない空間になっていました。
「このままずっと、この生活なのかな…」
そう思ったとき、本気で環境を変えたいと思うようになりました。
「今しかない」と思ったタイミング
生後4ヶ月を迎え、夜にまとめて寝るようになった頃。
体力もついてきて、生活リズムも少しずつ安定。
「始めるなら、今しかない」
そう思い、4ヶ月になったらネントレをしようと決めました。
ネントレをやるにあたって意識したこと
環境が整っていない状態で、いきなり独りで寝かせるのはさすがに酷だと思い、
「できる準備は、すべてやってから始めよう」
そう決めて、睡眠環境の見直しに本気で取り組みました。
【ネントレ準備①】寝る場所をリビングから寝室へ
まず最初に見直したのが、「どこで寝かせるか」でした。
私たちの希望は、この2つ。
- 赤ちゃんは21時には寝かせたい
- 親は夜のリビングでくつろぎたい
どちらも大切にしたかったので、寝る場所を2階の寝室に移すことにしました。
まだ生後4ヶ月で、いきなり完全な別室で独り寝は不安だったため、
- 親と同じ部屋
- でも別のベビーベッド
という形を選びました。
追加出費にはなりましたが、寝室用に2台目のベビーベッドを購入しました。
【ネントレ準備②】温度・湿度の管理
ネントレを始めたのは冬。
寒さと乾燥対策は、特に意識しました。
目標にしていたのは、
- 室温:19〜20度
- 湿度:50%前後
を安定して保つこと。
※実際に使っている暖房・加湿器の選び方や理由は、こちらにまとめています👇
正直、電気代はかかります。
それでも、睡眠が安定するなら必要な投資だと割り切りました。
【ネントレ準備③】光対策
意外と見落としていたのが夜の光でした。
近隣の建物の明かりや、室内の小さな光源。
体内時計を整えるためにも、夜はできるだけ暗い環境にしました。
「眠る場所は暗い」という一貫性をつくることで、入眠がスムーズになったと感じています。
※実際に使っている遮光アイテムは、こちらにまとめています👇
リビングで寝かせていた頃は、常夜灯や家電の光に囲まれていたので、「寝る環境」としては不十分だったのかもしれません。
【ネントレ準備④】安全面の徹底
安全対策は妥協しませんでした。
「一人で寝かせる=放置」にならない環境を整えました。
※実際に使ったグッズについては、別記事でまとめています👇
【ネントレ準備⑤】音への配慮
寝室が2階だったため、1階の生活音はほぼ届きません。
外の騒音も少なかったので、基本的には特別な対策は不要でした。
ただし、寝入りばなのみ、最初の60分ほどホワイトノイズを使用。
毎晩同じ音を流すことで、「この音が流れたら寝る」という合図になります。
実際に使用している音源については、こちらで詳しくまとめています👇
我が家のネントレ方法|やったことはこの2つだけ
睡眠環境を整えたあと、生後4ヶ月を迎えたタイミングで、すぐにネントレを始めました。
やったことは、実はとてもシンプルです。
- 毎晩同じ「寝る前ルーティン」を続ける
- 泣いても基本的に介入しない
この2つだけでした。
1.寝る前ルーティンを“必ず”毎日行う
まず最初に作ったのが、寝る前ルーティンです。
目的はひとつ。
👉 「これから寝る時間だ」と脳に覚えさせること。
そのために、毎晩まったく同じ流れで過ごすようにしました。
ルーティン作りで重視した3つの条件
寝る前ルーティンを考えるうえで、大切にしたのはこの3点です。
- 短く終わること
- 親の負担にならないこと
- 夫でも同じようにできること
ここを外すと、続かなくなると思いました。
実際のわが家のルーティン
決めた流れはこちらです。
- お風呂(約10分)
- 保湿(約10分)
- 絵本(約1分)
- 「おやすみ」と声かけして寝室へ(約1分)
- 授乳(約15分)
- ベビーベッドに置き、スリーパー着用
- ホワイトノイズON
- トントン+「おやすみ」
- 消灯・退室
保湿後〜退室までは、約20分。
授乳を除けば、実質5分ほどです。
「頑張らないでも回せる」設計にしたのがポイントでした。
2.泣いても基本的に介入しない
ネントレには、さまざまな方法があります。
- 徐々に距離を取る方法
- 抱っこしながら慣らす方法
- すぐに戻って声をかける方法 など
その中で、我が家が選んだのは、
👉 泣いても、基本は介入しない方法。
いわゆる「見守る型」に近いスタイルです。
正直、かなり迷いました
この方法を選ぶまで、何度も悩みました。
- かわいそうじゃないか
- トラウマにならないか
- 親の自己満足じゃないか
正直、不安だらけでした。
でも調べれば調べるほど、
「中途半端な対応が、一番長引く」
ということが分かってきました。
抱っこしたり、戻ったり、やめたり…。
それを繰り返す方が、結果的に赤ちゃんにも負担になる。
そう考えて、覚悟を決めました。
「やるなら、徹底する」と決めた
我が家では、
- 寝かしつけ直しはしない
- 抱き上げない
- 声かけもしない
と、最初にルールを決めました。
もちろん、異常な泣き方や体調不良のときは例外です。
でも「眠いだけの泣き」には介入しない。
ここをブレさせなかったことが、結果的に一番の成功要因だったと思います。
第5章|ネントレの経過と記録(6日間)
ネントレ開始1日目〜3日目(最大の山場)
最初の3日間が、いちばん精神的にきつい期間でした。
【1日目】とにかく耐える夜
- 21:20|寝かしつけ開始🛌
- 22:00|就寝💤
- 9:00|起床☀️
ベッドに置いてから、約40分間泣き続けました。
モニター越しに見ながら、正直何度も途中でやめたくなりました。
でもここで戻ると、また最初からになる。
そう言い聞かせて、見守り続けました。
【2日目】初めて見えた変化
- 20:55|寝かしつけ開始🛌
- 21:25|就寝💤
- 8:30|起床☀️
この日は、泣く時間が約20分に短縮。
前日の半分です。
「もしかして、ちゃんと伝わっているかも」
と、初めて希望が持てた日でした。
【3日目】ほぼ完成形に近づく
- 21:05|寝かしつけ開始🛌
- 21:10|就寝💤
- 4:30|夜泣き😿
- 7:30|起床☀️
寝かしつけ時の泣きは、わずか2分。
ほぼセルフ入眠に近い状態でした。
夜泣きはありましたが、この日は外出で疲れていたため、影響があったと考えています。
ネントレ開始4日目〜6日目(安定期)
ここから一気に楽になります。
【4日目】初めて泣かずに眠った日
- 21:00|寝かしつけ開始🛌
- 21:20|就寝💤
- 6:45|起床☀️
この日は、まったく泣きませんでした。
「本当にできるようになったんだ」
と実感した日です。
【5日目】セルフ再入眠を確認
- 21:30|寝かしつけ開始🛌
- 21:40|就寝💤
- 7:30|起床☀️
夜中に一度目を覚ましたものの、泣かずに指しゃぶりで再入眠。
ネントレの目的が、ここではっきり形になりました。
【6日目】トラブルにも対応できる状態に
- 20:35|寝かしつけ開始🛌
- 20:35|就寝💤(ほぼ即寝)
- 4:30|夜泣き😿
- 7:30|起床☀️
夜泣きは、うんちが原因。
オムツ替え後は、そのままセルフ再入眠しました。
「環境が整えば、多少のトラブルがあっても戻れる」
状態になっていました。
ネントレ終了の判断基準
我が家のネントレの最終目標は、
「泣かずにセルフ入眠できること」
でした。
この状態になったのは、4日目。
つまり、
✔ 泣かせる期間:3日間
✔ 安定まで:6日間
という結果でした。
第6章|ネントレを終えて感じた変化
子どもに起きた変化
①生活リズムの安定
今までは「いつ寝るかわからない寝かしつけ」を行なっていたので、当然子どもが寝る時間もバラバラ。
ネントレ後は、20:30〜21:00に就寝し、朝7時頃まで安定して眠るように。
親が時間をコントロールできるようになったことで、生活リズムが整いました。
②ねんね力向上
夜だけでなく、日中のねんねもとても上手になりました。
ベッドに置けば、いつの間にか眠っていることも増えました。
日中のねんねは、あえて部屋の電気はしっかりつけて、生活音もさせるようにしています。
夜だけ環境を整え、昼は緩めたことで、「どこでも寝られる力」が育ったと感じています。
親の気持ちの変化
以前の寝かしつけは、正直「戦い」でした。
泣かせないように必死で、神経をすり減らしていました。
今は違います。
寝かしつけは「作業」です。感情を使わなくていい。
この差は、本当に大きいです。
また、夜に「何も気にせず夫婦でゆったり過ごせる時間」が生まれました。
これは本当に幸せです。
正直な反省点
今だから思う反省点もあります。
- 眠くなる前に抱っこしすぎていた
- 生活音を過剰に気にしていた
- 「泣かせない=正解」だと思い込んでいた
結果的に、子どもの力を信用できていなかったのだと思います。
赤ちゃんは自分で寝る力を持っていたのに、親がそれを妨げていた部分もあったのかもしれません。
まとめ|「正解」はひとつじゃない。わが家のネントレを振り返って
ネントレは誰にでも合う方法ではありません。
- 親が強い罪悪感を感じる場合
- 赤ちゃんの体調や発達に不安がある場合
無理にやる必要はないと思います。
我が家は、たまたまタイミングと相性が合っただけでした。
それでも、あの頃の私のように、
- 毎晩の寝かしつけがつらい
- 先が見えなくてしんどい
- 「このままでいいのかな」と悩んでいる
そんな方には、伝えたいです。
「環境を整えて、やり方を少し変えるだけで、こんなに楽になることもある」
ということを。
赤ちゃんは思っている以上に、ちゃんと“眠る力”を持っています。親ができるのは、その力を信じて、環境を整えて、そっと見守ることだけなのかもしれません。
この記録が、「こんな選択肢もあるんだ」と、少し視野が広がるきっかけになれば嬉しいです。
あなたと赤ちゃんにとって、一番心地いいねんねの形が見つかりますように。


