前駆陣痛と本陣痛の違い|初産の私の見分け方とリアル体験

出産・子育て

こんにちは、えみたんです。

妊娠後期になると、多くの人が一度は悩むのが、

これって前駆陣痛?それとも本陣痛

私自身、38週から前駆陣痛に悩まされ続け、結果的に41週でようやく本陣痛に気づいた初産でした。

この記事では、

  • 前駆陣痛とは何か
  • 私が実際に体験した前駆陣痛の様子
  • 本陣痛だと判断できた決め手

を、できるだけリアルにお伝えします。

今まさに不安な夜を過ごしている方の、少しでも安心材料になれば嬉しいです。

前駆陣痛に何週間も悩まされた私が、最終的にどう出産につながったのか。41週で迎えた自然分娩の体験談は、こちらの記事にまとめています。
▶︎ [41週初産|自然分娩のリアルな記録を読む]

スポンサーリンク

そもそも前駆陣痛とは?

前駆陣痛とは、本格的なお産の前に起こる不規則な子宮収縮のこと。

「お産の準備段階」とも言われていて、子宮が少しずつ出産に向けて練習しているような状態です。

前駆陣痛の基本的な特徴

  • 痛みや張りに規則性がない
  • 強くなったり弱くなったりを繰り返す
  • しばらくすると自然に治まることが多い

前駆陣痛=すぐ産まれる、ではない

よく、「前駆陣痛が来たら、もうすぐ出産だよ」と聞くことがありますが、実際は何週間も続く人もいます。

私もまさにそのタイプでした。

スポンサーリンク

【体験談】私の前駆陣痛は38週から始まった

私の前駆陣痛は、38週頃から始まりました。

毎回“深夜”にやってくる前駆陣痛

決まって訪れるのは、夜中から明け方。

重い生理痛のような痛みで、うつらうつら眠っては、痛みで目が覚める。また少し眠って、また痛くなる。

これを何度も繰り返して、気づいたら朝になっている、というパターンでした。

間隔はバラバラ、朝になると消える

痛みの間隔は本当にバラバラ。

5分だったり、15分だったり、30分空いたり。

そして朝になると、嘘のように消えていました。

期待と落胆を繰り返す日々

「もしかして今回は本陣痛かも?」そう思っては、違った…の繰り返し。

検診でも子宮口の開きはあまり進まず、気づけば41週に突入。

42週になったら入院して分娩、という説明も受けていたので、楽しみよりも焦りの気持ちが強くなっていきました。

スポンサーリンク

前駆陣痛は正直つらい。身体よりメンタルが削られた

前駆陣痛って、「痛み」よりも「終わりが見えないこと」がつらかったです。

夜はしっかり眠れない。「今夜も来るかも」と思うと、寝るのが怖くなる。

前駆陣痛はお産を促すために必要なもの、頭ではそう分かっていても、正直、結構メンタルを削られました。

スポンサーリンク

本陣痛はこうして気づいた【前駆との決定的な違い】

そんな私が本陣痛に気づいたのは、41週になった日の深夜でした。

最初は「また前駆陣痛だと思った」

本陣痛の始まりも、正直なところ前駆陣痛とよく似ていました。

「どうせ今回も朝には治まるんだろうな」そう思っていたくらいです。

痛みの“間隔”が規則的!

ただ、ひとつ明らかに違ったのが間隔

前駆陣痛はバラバラだったのに、この日は痛みが規則的に来ていました。

陣痛タイマーを使うか迷った話

ネットでは、「陣痛タイマーを使うと、前駆陣痛に振り回されて寝不足になる」という意見もよく見かけます。

私もそれを読んでいたので、なるべくタイマーは使わないでいました。

この日も最初は使うか迷いましたが、いつもと違う規則的な痛み、かつ強くなっていく痛みに、「これは一応測ってみよう」と思い、陣痛タイマーを使用することに。

タイマーの結果が決定打だった

タイマーを使い始めて40分程度で痛みの間隔が10分を切り、そこからは規則的に4分〜7分間隔で痛みが押し寄せる結果に。

⬇️当時の陣痛タイマーの結果

本陣痛の時の陣痛タイマーのキャプチャ
本陣痛の時の陣痛タイマーのキャプチャ2
使用していたのは、「陣痛タイマー by ぴよログ」です。

前駆陣痛も短いスパンで痛みが来ることはありましたが、痛み自体が長く続くことはありませんでした。

ここで初めて「これは本陣痛かもしれない」と実感し、病院へ連絡しました。

電話をすると、お産になるかもしれないから病院に来るよう言われ、夫を起こし、二人で病院へ向かいました。

※夫は子宮口が7cmになったタイミングで再度来てもらい、そのまま立ち会い出産になりました。そのとき、夫が実際にしてくれたサポートや本音については、
👉 [立ち合い出産のリアル|夫の本音と支え方・準備してよかったこと]
にまとめています。

スポンサーリンク

前駆陣痛と本陣痛の違いまとめ

私の経験では、以下のような感じでした。

項目前駆陣痛本陣痛
間隔不規則規則的
痛み強弱がある徐々に強くなる
時間帯夜に多い時間帯を問わない
朝になると治まることが多い続く
対応様子見病院に連絡
スポンサーリンク

迷ったらどうする?私が思う判断の目安

今振り返って思うのは、

  • 間隔が揃ってきたら測っていい
  • 痛みが徐々に強くなってきた場合も測っていい
  • 迷ったら病院に連絡していい
  • 「お産じゃないかも」と言われても気にしなくていい

ということ。

実際、私も「お産じゃないかもしれないけど来てください」と言われました。でも結果的に、それが本陣痛でした。

無駄足なんてありません。

スポンサーリンク

まとめ:出産は誰一人として同じじゃない

前駆陣痛の時期も、長さも、感じ方も、本当に人それぞれ。

私は38週から始まり、41週まで続きました。長かったけれど、それも私のお産の一部だったんだと思います。

出産は誰一人として同じじゃない。

今つらい夜を過ごしている方も、あなたの体はちゃんと準備をしています。

この体験が、少しでも不安を和らげるきっかけになれば嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました